恐ろしいことに、二年目の開始から実に三年以上経ってました……orz
 こんなマイナーサイトのオリジナルなんて読んでる方はほとんどいらっしゃらないんじゃないかと思いますが、ともあれここまでお付き合いいただきありがとうございます。ようやく二年目の話が終了です。
 いちねんめのなかがきでも言った通り、この話は私の中でも特別なもので、大抵間が空いた長編は大幅にモチベが下がるんですが、今でも普通に取り掛かれたり。まあ、リメイク前の分があるからかもしれませんけど。
 一年目は導入部だったので、舞台やキャラクタのお披露目が主になっていました。そのため、主要人物のクローズアップは二年目からということに。
 拙作『ひとかけらのぬくもり』に於ける登場人物を大きく分けると四つになりまして、

・鈴波信一、星宮陽向、星宮明成
・桜葉佳那、桜葉灯子、朝藤霞
・白坂蒼夏、田中大樹(松原沙智)
・雪草透、雪草里(雪草道司、雪草高見)

 このうち、二年目で主役になるのは下の二組。
 それっぽい伏線は一年目秋にこそっと撒きましたが、彼らが抱える問題の解決法は、まあ見ていただいた通りになっております。
 正直、そこ以外のほとんどは鈴波さんと星宮さんの話になっているので、いきなりシリアスやられても何これって感じになっちゃてるんじゃないでしょーか。今になって考えると、私もそう思います。でも根本的なところだから直せない……。
 特に、日常的な部分以外はリメイク前と比べてかなり手直し入ってます。透くんと里さんの話も、前はもっとぼんやりしてよくわからない流れでしたし。おかげでめっちゃ悩んだ挙句、前の話に遡って時系列に関わる表記の修正をこっそり掛けることになりました。ウェブじゃないとこんな荒業できません。
 決して褒められたやり方ではありませんが、そこはどうかご寛恕の程を……。

 ひとかけら自体は三年目でラストです。
 もにゃっとした冬を越し、春に桜葉家と霞さんの、夏に星宮家と鈴波さんの話。最後の秋はエピローグみたいなものなので、ストーリーとしてのピークは実質三年目夏までになります。
 本当はさくっと書き上げたいんですが、(2011/8/22現在)他に処理しなきゃいけないものがかなりありまして、次はいつ手を付けられるかちょっと見えてない状態です。
 でも、なるべく早く出せるようにしますから、見放さないでいただけると……嬉しいです……。

 ではでは、遠くないうちにお会いしましょう。




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