『HONEY DAYS』 〜いちゃいちゃ日和〜 お風呂編その2「Riki's Counter Attack 逆襲の理樹君」 今度は僕が唯湖さんの体を洗う番。 「じゃあ、始めるね」 「ああ、お願いしよう」 そう言うと唯湖さんは椅子に座り、背中を向ける。 僕は、ボディソープをたっぷり泡立てスポンジに塗りたくり、それを唯湖さんの背中に押し当てて擦る。 壊れ物を扱うように手を優しく動かして、唯湖さんの肌を洗う。 「理樹君、もうちょっと強くしてくれても構わないぞ?」 「そう? 痛くない?」 「そこまでやわじゃないさ。むしろ汚れが残って、それを君に見られる方が嫌だ」 「分かった」 さっきよりは力を込めて、かつ丁寧に磨く。 「んっ、実に気持ち良いな。理樹君には三助の素質が有るかもな」 「三助?」 「あぁ、銭湯で垢すりや髪すき等のサービスをする男性の事だ」 「ねぇ、それってもしかして」 「ぶっちゃけるとソープ嬢の逆のようなものだな。どうだ? 女の子の肌に触り放題でお金がもらえるぞ?」 「本気で言ってるなら、怒るよ?」 「勿論冗談だ。男にやらせる位なら私がやる!」 いや、まぁ、この人の性格は分かってるんだけどね、うん。 「それも止めて欲しいなぁ。僕は唯湖さんだけを洗ってあげたいし、唯湖さんには僕だけを洗って欲しいしね」 「ずるい男だな、君は」 「本心だよ?」 唯湖さんの肌は、他の男なんかには絶対見せてやらない。僕にだって独占欲は有る。 「君は直球過ぎる。もう少し変化球を覚えないと、世間は渡れないぞ」 「そうだね。でも、唯湖さんだけには、常に正直で有りたいと思うんだ」 「……もう良い、さっさと洗ってくれ」 「はいはい」 顔を赤くし、そっぽを向いて照れる唯湖さんは、本当に可愛い。 だけど、やり過ぎると本気で拗ねてしまうから、黙って続ける事にした。 背中の次は、左右の肩から腕、肘にスポンジを滑らせて洗う。 手の平と手の甲、それが終わったら腋の下から横腹を擦る。 「やっぱり唯湖さんの肌って綺麗だね。すべすべだし、柔らかいし、触っていて凄く気持ち良いや」 「君にいつ触られても良いように、ケアは欠かしていないよ」 僕は、本当に果報者だ。 腕を終わらせたので、今度は唯湖さんの足に取りかかる。 唯湖さんの正面に回って、最初は足の指を、一本ずつ丁寧に、それから足の裏と甲を擦る。 それから足を持ちあげ、ふくらはぎ、脛、膝、膝の裏、太股、お尻と撫でるように下から上に上っていく。 「ふふっ、こうやって人に洗って貰うというのは、実に気分が良いな」 唯湖さんは、ご満悦のようだ。 すらっとしていて、しなやかで、本当に綺麗な足だと思う。おまけに、物理的な破壊力も抜群だ。 この足で良いようにされちゃったんだよなぁ、と唯湖さんの足を眺めながら、先程の事をぼんやり考えていたら、 「どうした? 私の足をそんなにまじまじと見つめて。舐めたいのか?」 「ぶっ! いやいやいや。そんな事思って無いから」 「なんだ、違うのか。理樹君が舐めたいなら、自由にさせてあげようと思ったのに。と言うか、むしろ舐めろ」 「ええっ!?」 「理樹君が跪いて、私の足に舌をはわせて舐める。淫靡で実に良いなっ! 私は大歓迎だ」 「ちょっ、ちょっと落ち着いてよ唯湖さん」 「私は常に冷静だ」 まずい、唯湖さんのスイッチが入ってしまった。 「体洗ってるし、今舐めたら汚くなっちゃうよ?」 「見くびるな、君の舌が汚いなんて、私が思うわけ無いだろう?」 「でもさぁ?」 「ならば聞くが、私が君を舐めたら、君はそれを汚いと思うのか?」 「それは、無いけど」 「それと同じ事だよ」 やはりこの手の言い合いでは、唯湖さんには敵わない。 「そうだ、君の舌で私の全身を洗う、と言うのはどうだ?」 もっととんでもない事言い出しましたよ、この人。 「私は理樹君に舌でご奉仕してもらえて嬉しいし、理樹君も私の体も洗える。一石二鳥じゃないか」 いや、そんな『名案だ!』 って顔されて言われても困るんだけど。 本当に自分の欲望にブレーキを掛けない人である。 こうなってしまうと、止めるのは難しい。下手に拒否すると、意地を張って余計に暴走してしまうのだ。 だからここは、妥協案を出してお茶を濁すしかない。 「ねぇ、そんなに一度に何もかもやっちゃったら、楽しみが減っちゃうよ?」 「そんな事を言って、逃げようとしても無駄だからな?」 それは、僕が一番分かってる。 「今は、唯湖さんの体を洗わせて欲しいな? 舐めるのは、また今度してあげるからさ?」 「その言葉、忘れるんじゃないぞ?」 「大丈夫、絶対忘れないから」 自分の首を締めてしまったような気もするけど、その時はその時だ、と開き直る事にした。 「なら良い。そろそろ続きを始めてくれ、少し冷えてきた」 「うん」 凄く不満そうだったけど、どうにか許してもらえたようだ。 「じゃあ、ここ洗うね」 「はうっ、んっくっ」 そう言って僕は唯湖さんのおっぱいに手を伸ばす。 相変わらず、手の平を目一杯広げても収まりきらないほど大きい。 それでいて、重力に逆らって垂れもせず、ドンと前に飛び出していて迫力満点。 しかも、あてがうだけでずぶずぶと指がめり込む程の柔らかさ。本当に気持ちが良い。 今までに、何度もこのおっぱいを吸ったり、揉んだり、挟んだりと、好き放題に弄ってるけど、全く飽きる事が無い。 「こら、洗うんじゃなかったのか? さっきから人のおっぱい揉みしだきおってからに」 ジト目で睨まれる。ついつい当初の目的も忘れて揉みしだいてしまっていた。反省反省。 「本当に君は、私のおっぱいが好きだな、このおっぱい魔人め。いや、もう魔神の領域だな君は」 「ごめんごめん、ちゃんとやるから。その称号は本当に勘弁して」 気を取り直し、手でおっぱいを持ち上げ(そうでもしないと奥が拭けない)、スポンジで下乳を拭く。 「んっ、あっ、んくっ」 その後は、まずは右の乳房を外側から内側に向けて、ゆっくりと円を描くように擦る。 「あっ、くすぐったいぞ、んんっ」 右が終われば左の乳房も同様に。 「あっ、んふっ、あぁん、撫で方がいやらしいぞ」 おっぱいを擦る度に、甘い声を上げる唯湖さん。思わずむしゃぶりつきたくなるけど、今は我慢する。 「そう言えば、ここがまだ残ってたね? 忘れてたよ」 僕は、まだ手を付けていなかった、唯湖さんの乳首を摘む。 「凄い、もうかちかちだ。そんなに感じちゃってた?」 乳首は、今までの行為で完全に勃起していた。 「さんざん焦らしておいて、わ、わざとらしいぞ、んっ、くうっ」 そう抗議してくるけど、聞こえないふりをして、更なる刺激を加える。 両手の親指と、人差し指で左右それぞれの乳首を摘み、押し潰し、擦り、弾いて弄ぶ。 「あぁ、もうそんなに乳首ばっかり弄るな馬鹿ぁっ、あふっ」 そんな可愛い声を上げながら抗議されても、全然説得力が無い。 「じゃあ、おっぱいは、これで終りにしてあげるね」 唯湖さんの両方の乳首の先端に、スポンジをあてがい、横にスライドさせて何度も擦り上げた。 「ふあああんっ、あぁ、うぅん」 これのせいで軽く達してしまったのか、唯湖さんはびくんっと大きく痙攣した。 唯湖さんのおっぱいを存分に堪能し、いよいよ秘所に取りかかろうとしたその時、 「なあ、理樹君。一旦風呂から上がらせてもらえないだろうか?」 いきなりストップを掛けられた。 「え? なんで?」 「いや、その、ちょっとな」 もじもじしながら股を押さえ、もごもごと言葉を濁す唯湖さん。これは、もしかして、 「あ、トイレ行きたいの?」 「あぁ、尿意を催してしまってな」 顔を、羞恥の赤に染める。 湯船から出て、結構時間が経ってるから、それは無理も無いと思う。 そんな唯湖さんを見て、僕の心に黒い欲望が沸き上がる。 唯湖さんのおしっこをしている所が見たい。このチャンスを逃がしたら、もう一生見られないかもしれない。 そんな欲望にとりつかれた僕は、唯湖さんの背後に回り込み、抱き締める。 「こ、こら理樹君。何をする?」 余裕が無い唯湖さんは、普通なら余裕で回避出来るはずの、僕の抱き付きにあっさり捕まる。 慌てる彼女に、僕は精一杯爽やかな笑顔を作って言ってみた。 「ここでしちゃいなよ、ゆー☆」 「小毬君の真似して言う事か、この馬鹿っ!」 はい、怒られました。 「良いじゃない、ここお風呂場だし。出しても洗えるしさ?」 「そ、そう言う問題じゃ無いだろうが。ええい、離さないかっ」 本気でじたばた暴れ出す唯湖さんだけど、尿意のせいでいまいち力が入らないようだ。 「ねぇ、唯湖さんがおしっこする所、僕に見せて欲しいな?」 甘えるような声で、唯湖さんの耳におねだりしてみる。 僕の言葉に、唯湖さんのただでさえ赤い顔が、噴火しそうな位赤くなる。 「いくら理樹君の頼みでも、いやだ。恥かしいじゃないか」 「そっか、ならしょうがないな」 「あっ、こらっ、理樹君っ? やめっ、ふっ、あぁぁぁぁっ、ひあっ」 譲歩しても駄目なら仕方が無い、だったら後は強攻策だ。 唯湖さんを鏡の正面に来るように座らせた後、後ろから抱き締めて、恥かしがって閉じようとしている脚の間に、腕を挟んでガード。 それから、秘所のスリットに中指をあてがい、上下にスライドさせた。 そこは既に愛液でびしょ濡れになっていて、指で擦る度にクチョクチョ、と淫らな水音を立てる。 「うわっ、もうこんなにぐちょぐちょだ。」 「君にあれだけ触られればこうもなる。くうっ、お願いだから離してくれ、理樹君」 「だ〜め♪」 弱々しく懇願する唯湖さんが可愛くて、調子に乗った僕は行為をエスカレートさせる。 人差し指と中指を二本揃えて膣内に入れ、激しく出し入れしたり、クリトリスと尿道口を同時に弄って尿意を促す。 「あっ、駄目っ、理樹君、やめっ、あぁ、ふゃん」 唯湖さんは尿意と快感で、なすがまま、されるがまま。 そして、とうとう唯湖さんに限界が訪れた。 「あぁっ、駄目っ、駄目っ、もう、あぁ、はぅっ、んっ、んくぅ〜〜〜〜〜!」 唯湖さんの尿道口から、最初はちょろちょろ雫が漏れ、次第にじょろろろと金色の液体が流れ出た。 鏡にもその様子が映っていて、視覚効果は2倍、僕のテンションは際限無く高まって行く。 「ほら、見える? 唯湖さんがおしっこしてる所、鏡にも映ってるよ?」 「そんな事わざわざ言うなぁっ、あぁ、止まらない」 自分でも意地悪だなぁと思いつつ、唯湖さんの羞恥を煽ってみる。 唯湖さんは、歯を食いしばって顔を背け、目を固くつぶって見ないようにして抵抗している。 だけど、我慢し過ぎた反動なのか、勢いがなかなか止まらず、僕が思っていたよりも長く放尿は続いた。 「見られた……理樹君におしっこしてるとこ見られた」 顔を赤くして荒い息をつき、薄く開けた目に涙を流し、半開きの唇から涎を垂らして放心する唯湖さん。 放尿の気持ち良さと、僕に見られた事による羞恥で体に力が入らないのか、開いた脚を閉じる事すら出来ないようだ。 尿道口から金色の雫がぽたり、ぽたりと垂れ、それが凄く淫靡だ。 「ここも、綺麗にしてあげるね?」 唯湖さんが抵抗出来ないのを良い事に、僕は彼女を仰向けに寝かせると、その股間に手を伸ばした。 それから、指に石鹸を付けて、綺麗に生え揃った淡い茂みを、撫でるように洗う。 「あはは、唯湖さんのここの毛も凄く気持ち良いや」 「そんな所で遊ぶなぁ」 唯湖さんの抗議をまたもやスルーし、彼女の陰毛の感触を楽しむ。 「さっきのおしっこで汚れたちゃったから、ここは念入りに洗ってあげないとね?」 そう理由を付けて、僕は右の人差し指と中指を秘所に、そして、左の中指は後ろの穴にそれぞれ突き込んだ。 「かはっ、あぁ、こらぁ、前はともかくなんでお尻までぇっ? あぁ、はぁ、き、きつい」 「唯湖さんも、さっき僕のお尻洗ってくれたじゃない? そのお返しだよ」 「単にさっきの仕返しがしたいだけじゃないのか? んくぅっ、あっ、はぁ」 確かにそれも含まれているけれど、綺麗にしてあげたいのも事実だ。 唯湖さんは、一度に前と後ろの穴、両方に指を突っ込まれた圧迫感のせいで、息を詰まらせる。 それから、僕の指を飲み込むように受け入れる前の穴と、進入を拒もうと締め付ける後ろの穴の感触を楽しみながら、 時には同時に突っ込んだり、時には交互に出し入れしたりと、前と後ろの穴の刺激を続ける。 「そんな、同時にっ、理樹君。お尻らめっ、らめぇっ、あぁっ」 唯湖さんはばたばたと体を跳ねさせながら、呂律が回らない声で喘ぐ。 とめどなく愛液を流す割れ目。皮が剥けてすっかり硬くなったクリトリス。火傷しそうな程熱くなった膣内。指をきつく締め付ける菊門。 「はぁ、はぁ、はぁ、理樹くぅん、私、もう」 快楽で惚けた顔で僕に甘えてくる唯湖さんに、僕の我慢も限界だった。 唯湖さんを正面から抱きかかえて体を起こし、そのまま僕にもたれかけさせる。 唯湖さんのおっぱいが僕の胸に押し潰されて、ふにゃりと歪む。 僕は足を広げて座ると、唯湖さんの両足を開いて、僕の腰の上に乗せる。 それから、割れ目に一物を擦りつけながら往復させて、潤滑油がわりにと唯湖さんの愛液を、亀頭に塗す。 「じゃあ、挿れるね? んっ」 「ひああああああああっ!」 唯湖さんの腰を引き寄せ、一気に突き入れると、僕の剛直は唯湖さんの子宮口まであっさりと届いた。 その時に達してしまったのか、びくびくと体を痙攣させる。 かくいう僕も、亀頭が肉襞に擦られ、あまりの快感に射精しそうになった。 「もしかして、イっちゃった?」 奥まで届いたのを感じ、一旦動きを止めて聞いてみる。 「い、いきなり奥まで入れる奴があるかっ!」 「だって、唯湖さんの中、愛液でぬるぬるになってて、止まらなかったんだよ?」 「だ、だからって、やあっ、また奥がごりごりって擦られるっ」 反論したいらしいけど、気持ち良さが勝ってしまってるのか、まともな反論にならない。 「何回でもイって良いよ。唯湖さんのイク顔いっぱい見たいから」 「理樹君のドS、本当にこういう時は意地悪だ、君は」 「そうかなぁ? 優しくしてるつもりなんだけどな」 拗ねる唯湖さんに笑いかけながら、口付けをする。もちろん、腰を動かして奥を刺激する事も忘れない。 「んむっ、んふっ、ちゅ、んあっ、はぁ、あぁん、またそんな奥ばっかり」 口では文句を言ってるけれど、唯湖さんの膣内は僕の肉棒をぎっちり締め付けて離してくれない。 「そうは言うけどさっ、唯湖さんがっ、僕のを締め付けて離してくれないじゃない。くぅっ」 「理樹君のおちんちんが大きいからだっ、はぁ、あぁ、やぁっ、また中で太くっ!」 「男として嬉しいな、その言葉。お礼に沢山気持ち良くさせてあげるね」 嬉しい事を言われて、有頂天になった僕は、唯湖さんの最奥を下からガンガンと遠慮無く突き上げる。 「あぁぁぁっ、は、激しいっ、あぁ、またイクっ」 僕が下から突き上げる度に、唯湖さんは背中を反らして甘い声で喘ぐ。 一方的に攻めてるようで、その実唯湖さんの膣内の締め付けの気持ち良さに、僕もいっぱいいっぱいになっていた。 「唯湖さん、ごめん、もう出るっ!」 「あふっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、理樹君の熱い精液、奥に出てるぅっ! あぁぁぁぁぁんっ!」 とうとう、臨界を越えて僕の一物から精液が三度目とは思えないほど噴出し、唯湖さんの膣内に撃ち込まれる。 唯湖さんの膣内も、僕の一物をぎゅっと締め付け、文字通り搾り取ろうと収縮する。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、全く、理樹君の底無しさんめ。これで射精3回目だぞ?」 唯湖さんは、僕にしなだれかかりながら、熱に浮かされたような顔で文句を言う。 ごめん唯湖さん。まだ、僕のターンは終わってないんだ。 その証拠に、僕の一物はまだまだ足りないと激しく自己主張している。 繋がったまま、僕は唯湖さんの体を回転させ、後ろから抱きかかえる体勢にする。 「ふぁっ? り、理樹君、何を?」 膣内が僕の精液と、唯湖さんの愛液でどろどろになっていたので、さほど苦労無く体勢を変えられた。 「唯湖さん、もう一回行くよ?」 「ちょっ、待て理樹君っ!」 「うん、待たない」 唯湖さんの抗議を、彼女のお株を奪うような即答で返し、右手で左の乳房を鷲掴みにし、左手でクリトリスを弄りつつ、 再び唯湖さんの最奥を突き上げると、さっき出した精液と愛液がぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てて泡立ち、接合部を汚していく。 「あぁぁぁん、さっき、イッたばかりなんだから少し休ませてくれっ!」 「ぼ、僕も後一回で終われそうだから、もうちょっとだけ我慢してっ!」 「あくっ、あぁん、そんなっ、感じる所を一度に攻められたら、ひぐっ」 涙と涎を垂れ流しながら、顔を真っ赤にして、いやいやと首を振り、髪を振り乱しながら耐える唯湖さん。 けれど、愛液は枯れる事無く流れ続け、膣の粘膜は、僕の肉棒を優しく包み込むように締め付ける。 「休ませてって言うけど、唯湖さんの膣内(なか)、僕をこんなに締め付けてるんだし、嫌じゃあ無いんでしょ?」 「好きとか、嫌いとかそういう問題じゃ……うむっ!?」 唯湖さんの抗議を唇で無理矢理塞ぐ。 「うむっ、んっ、ぷはっ、あぁ、駄目、また、またイクっ!」 「うん、イっちゃって、僕も出すからっ! 一緒にイこう」 4回目だからもう少し持つかと思ったんだけど、思ったより早く限界が来てしまった。 だから僕は、唯湖さんのおっぱいを両手で揉みしだきながら、腰を思い切り動かして最後のスパートをかけた。 「唯湖さん、出すよっ、出すよっ」 亀頭の先端が膨れ上がるような感覚を感じ、唯湖さんに出す事を告げる。 「来て、理樹君っ! 私の、私の膣内にっ」 「くっ、あああああああああああああああああああっ!」 「ああああああああああああっ! はぁ、はぁ、また理樹君のどろどろの熱い精液が子宮の中に沢山出てる」 4回目だと言うのに、唯湖さんの膣内にかなりの量の精液を吐き出した。僕こんなにスケベだったのかなぁ、と我ながら呆れてしまう。 「抜かずの2発でこの量か。全く、危険日だったら確実にストライクだったぞ?」 僕にもたれかかりながら、むくれた顔で怖い事をおっしゃる唯湖さん。 まぁ、唯湖さんがそれだけ魅力的だったって事で勘弁して欲しいなぁと思う。 「お疲れ様、唯湖さん。凄く気持ちよかった」 唯湖さんを労いながら、その唇に自分の唇を重ねる。 「んっ、ふむっ、んっ、ちゅ、ちゅぱ、れろっ、あんっ」 そうして、暫くの間繋がったまま、キスし続けてセックスの余韻に浸る僕達だった。 それから、お互いシャワーを浴びて泡や精液を洗い流し、再び浴槽に浸かっているのだけど。 「理樹君の聖水マニア、放尿フェチ、お漏らし愛好家、性欲魔人」 「ご〜め〜んってば、機嫌直してよ唯湖さ〜ん」 「ふんだっ!」 唯湖さんはすっかりご機嫌斜めな訳で。僕に背中を向けてすっかり拗ねてしまっている。 「スケベスケベとは思っていたが、ここまでだったとはな。このショタ顔鬼畜公爵」 「えぇ〜っ」 「この休暇が終わったら理樹君の部屋を徹底的にガサ入れしてやる。きっとお漏らし系のえっちな本ばっかりが有るに違いない」 「ちょっ、そんな本持って無いってばっ!」 「もう、いっそのこと名前を直枝 理鬼に改名してしまえ」 「理不尽過ぎるよ、もう」 「つ〜んだ」 いつもの颯爽としてカッコイイ唯湖さんが、子供っぽい拗ね方をする姿は、可愛くて余計にからかいたくなってしまう。 だから僕は、唯湖さんを後ろから抱き締めて言ってみた。 「また、唯湖さんがおしっこする所見せて欲しいな?」 「やっぱりそっちの趣味が有るんじゃないかっ」 「こんな事頼むのは、唯湖さんだけだからね?」 「……癖になったら君のせいだからな?」 「その時は一生責任を取るって事で」 「だったら、考えてやらんでもない」 お湯に顔を半分沈めて、ぶくぶくとさせながら真っ赤になって照れる唯湖さん。うん、理性吹っ飛んじゃってもしょうがないよね、これは。 「あ〜、もう唯湖さん可愛いっ!」 「調子に乗るな馬鹿者」 僕が更にぎゅっと抱き締めると、唯湖さんは、怒りながらだけど受け入れてくれた。 そうやって、のぼせる寸前まで風呂の中で抱き合い、気持ちを確かめ合うのだった。 お風呂編 おしまい back|index|next |