HONEY DAYS 〜いちゃいちゃ日和〜



お風呂編その1「唯湖さんの泡々天国」



「理樹君一緒のお風呂に入ろう。まだ昼間だが何も問題はあるまい、二人で裸の付き合いをしようじゃないか。答えは聞いてない」
「うわっ、分かったからそんなに引っ張らないで」

 そう言うなり返事も待たずに僕を浴場に連行する。抵抗しても無意味だし、嫌じゃないから素直に引っ張られる事にする。

「銭湯と違うから脱衣所が別々にはなってないんでな、『うひょ〜唯湖さんの生脱衣サイコー』と鼻息荒くして視姦してくれて構わないぞ?」
「いや、やらないから」
「ならば、私が理樹君の生脱衣をじっくりと視姦させてもらおう」
「だからなんでいつもそう両極端なのさ?」

 いつもの如く他愛ないやり取りをしながら服を脱ぎ、タオルを巻いて浴場に入る僕達。



「うわぁ凄く良い眺めだね」
「そうだな」

 ガラスの外からは緑溢れる自然が広がっていて、都会に慣れた僕には緑がまぶしく感じる。

「ここは夜になれば、満点の星空を見ながら入浴も楽しめる」
「へぇ〜」

 そんな事を言いながら、軽く体を洗い流し、互いに向き合って湯船に浸かる。

「気持ち良いね、温度も丁度良いし、疲れが抜けて行く感じがするよ」
「そうか、それは何よりだ。あぁ、これでお銚子が有ればもっと良いんだが、うん、夜はそうしよう」
「僕達まだ未成年なんだけど」

 唯湖さんが湯船に浸かりながらお猪口でお酒を飲む姿は絵になるんだろうなぁと思いつつ、とりあえず突っ込む僕。

「理樹君には遊び心が足りないな、ここにはハメを外しに来たんだぞ? 固い事言わないでくれ。あ、ここは硬くで頼む」

 そう言いながら後ろに回りこんで僕に抱き付き、一物を掴む。

「うわっ、ちょっ、いきなりどこ掴むのさ?」
「良いではないか、良いではないか」
「あ〜も〜」

 唯湖さんの悪戯に僕が怒る、こんなじゃれあいがとても楽しく、幸せを感じる。



「さて、それじゃあ理樹君、まず私が君を洗ってあげよう」
「お、お願いします」
「まぁ、任せておけ」
「うわっ」
「うむ、良い反応だ」

 風呂場に備え付けの椅子に座らされた僕の後ろから、泡立てた石鹸を体中に付けた唯湖さんが抱き付いてきた。
 それからその豊かなおっぱいを僕の背中に縦横無尽に擦りつけ、両手は僕の胸のあたりをさする。

「うひゃひゃひゃ、ちょ、ちょっとそれくすぐったいよ」
「こらこらそんなに暴れるな」
「いや無理だってば」
「むぅ、おとなしくしない理樹君にはこうだっ」
「ひゃうっ?」
「ほう、男の子でも乳首をつままれると感じるんだな。む? 下の方も大きくなってきた」
「そ、そんなこと言わないで」

 両胸の乳首をいきなりつままれ、乳首に衝撃が走り、一物が思わず反応してしまったのを目ざとく見つけられる。

「君がそんな可愛い反応をするからいけないんだ、ほらほらもっと私のおっぱいを堪能するが良い」
「あっ、それ凄く気持ち良い」
「そうかそうか、それは何よりだ」

 楽しそうに僕の背中におっぱいを押し付ける唯湖さん。唯湖さんも興奮しているのか、硬くなった乳首がこりこりと背中を擦り、泡でぬるぬるになった柔らかいおっぱいと合わさって更に快感を呼ぶ。



「さて、今度はここも綺麗にしなくてはな?」
「うくっ」

 今度は僕の股間に手を伸ばし、すっかり硬くなった一物を掴んで優しくしごき始める。

「ふふふ、おねーさんの手は気持ち良いか?」
「うくっ、あああああああっ」
「言葉にならないほど気持ち良いのか?」

 手の平で亀頭や竿全体を優しく、時々激しくしごき、亀頭の裏を指の腹でさすり、撫で回す唯湖さんのテクニックに言葉も無く頷く事しか出来ない僕。
 はっきり言って自分でするのとは比べ物にならない。

「理樹君の気持ち良くなる所はぜーんぶ把握して有るからな? 遠慮せず好きなだけ快楽に溺れるが良い」
「あぐっ!」

 鈴口を指の爪で擦られ電撃が走る。

「しかし、相変わらず君の物はビッグマグナムだな。実に太くて硬くて熱い。私も何度啼かされたことか」
「い、いちいち言わなくて良いよそんな事」

 僕の一物を覗き込むように見ながら、呆れた顔でそんな親父臭いことを言う。

「あぁ、そうだここもしっかり綺麗にしないとな?」
「ひぎぃっ!? 唯湖さんそ、そこはぁぁぁぁぁぁっ」

 いきなり尻の穴に人差し指を突っ込まれ一瞬息が詰まる。しかし、僕の一物は更に大きくなっていく。

「男の子は前立腺を刺激するとおちんちんが元気なると知識では知っていたが、これは予想以上に凄いな?」
「そ、そんな事僕で試さないでよっ」
「何を言う? 理樹君以外にこんな事出来るわけが無いだろう?」
「わ、分かったからとりあえず、指抜いてぇっ」
「だが、断るっ! お風呂に入っているのだから徹底的に綺麗にしないとな?」
「ひぐぅっ」
「あぁ、堪らないな。惚けて涎をだらしなく垂れ流すその顔、実にそそられる」

 僕が懇願してもやめてくれるどころか、僕の頬や耳を舐めながら、更に指を一本増やした上に指を曲げて尻穴をぐりぐりと抉り、一物も一緒に刺激する唯湖さんになす術無く翻弄される。

「理樹君、我慢しなくて良い? ほらほら、私の手の中で射精してしまえ」
「う、うわあああああああああああああっ!」

 唯湖さんにそう言われて亀頭の裏を指で擦り上げられた瞬間、文字通り噴出するような勢いで精液が鈴口から吐き出された。

「ふふふ、いつもながら凄いな理樹君の射精は、私の手が君の精液でべとべとだぞ?」
「あうう」

 凄く嬉しそうに僕の精液で真っ白になった手を見せて笑う唯湖さんに対して、気持ち良さと恥かしさで複雑な気分になる。



「だが、まだ私のターンは終わって無いぞ?」

 そう言うと僕に真正面から抱き付いて来る。

「いや、ちょっ、僕今出したばかりだってば」
「何を言う? 君のおちんちんはまだまだこんなに元気じゃないか。実は溜まっていたのか?」
「そんな事は無いと思うんだけど」

 唯湖さんは全く萎える気配の無い僕の一物を掴む。

「まぁ、良いさ溜まっているなら搾り取るまでだ。君を欲求不満になんかさせてやらんからな」

 そう言うなり僕にキスをしながら体全体を擦りつける。

「ふふっ、ふむっ、んっ、くちゅっ、れろっ、ちゅぱ、ちゅぷ、ぷはぁ」

 舌を絡み合わせ、お互いの唾液を交換するディープなキスに頭がぼうっとしてくる。
 それからゆっくりと僕を押し倒し風呂場の床に仰向けにする。

「さて、理樹君。今度は体全部を使って洗ってあげよう」

 唯湖さんは、ぴったりと密着するように僕を抱き締めると、そのまま体をくねらせて擦りつける。
 胸と胸が擦れ合い、足と足が絡み合い、僕の一物と唯湖さんの性器が擦れ合う。

「うわっ、これ本当に凄いっ」
「んふっ、まだまだこれからだぞ? 今日は理樹君を喜ばせる為に色々勉強してきたからな」
「うはぁ」

 そう言うなり唯湖さんは僕の右腕を取り、そこに体全体を擦りつけてきた。
 おっぱいと太股に腕を挟まれ上下に揺らされる。その時ちょうど僕の指に唯湖さんの陰毛と性器が当たり、僕はちょっとした悪戯心にかられて指を動かして割れ目に沿っていじってみた。

「んっ、ふっ、なっ!? ひあぁん、こ、こらっ!」
「いてっ」

 僕の腕を洗うのに夢中になっていたせいか、この不意打ちは劇的に効いたようだけど、すぐさまデコピンされる。

「今は私がしてるんだからおとなしく身を任せろ」
「僕も唯湖さんに気持ち良くなってもらいたいんだけどな」
「私がやりたくてやってるんだ、後でならいくらでも好きにさせてあげるから今はおねーさんに任せろ」
「了解」
「じゃあ続けるからな? 全くいつも君はロクな事しない」

 右腕が終わったら次は左腕も同じように洗われた後、今度は右足に移る。太股や膝に性器を擦りつけたり、足の裏をおっぱいで洗ってくれる。

「んんっ、はぁ、くうっ」

 唯湖さんが発する僕の体を擦るたびに発する押し殺したような甘い声が僕の脳をどんどんふやけていく。
 その後、左足が終わると、僕に馬乗りになってお腹から胸にかけてを秘所とお尻をこすりつけながら洗い始めた、下から唯湖さんを見上げる形になるせいで唯湖さんのたわわなおっぱいがたゆんたゆんと上下に不規則にかつダイナミックに揺れていてついつい目が行ってしまう。

「ん? んっ、なんだか熱い視線を感じるぞ? はぁ」

 唯湖さんは僕の視線を感じたのか、途切れ途切れな声でそんな事を言ってくる。

「いや、なんか、目が離せなかった……」
「おっぱいからか?」
「うん、圧倒されちゃった」
「理樹君も随分と正直になったものだ。まぁ、別に咎めている訳じゃないさ。好きなだけ見ててくれて構わない。但し、お触りは厳禁だ、は、んっ」
「うん、分かってるよ」

 さっきの悪戯を警戒してかしっかり釘を刺された。
 前の方が終わると今度は僕をうつぶせにし僕の尻と背中を同じように洗ってくれた。
 聞きかじっただけの知識だからはっきりとは知らないけれど、これがいわゆる『ボディ洗い』ってもので、唯湖さんがここまでしてくれた事が僕を凄く興奮させる。



「理樹君の肌は実にすべすべだな、しかも脛毛などの体毛も薄い。女として嫉妬したくなってしまうぞ?」

 僕の体を撫で回しながらそんな事を言ってくる。

「僕はもうちょっと男らしくありたいんだけどなぁ?」
「まぁ、私としては今の理樹君の方が好みだし、気持ち良いから是非これを維持しておいて欲しい。まぁちょっとだけなら逞しくなっても良いけどな」
「唯湖さんが好きでいてくれるなら僕もそれで良いや」

 唯湖さんに体でご奉仕されて、僕の一物がそろそろ限界を訴えてきた。

「ねぇ、唯湖さん、そろそろ」
「ん? あぁ、そうか『僕のおちんちんを直接弄って射精させて下さい』そう言いたいのだな?」
「うん、お願い。出させて」

 唯湖さんに婉曲的に物を言っても更に焦らされて弄られるだけだから素直に答える。

「素直な理樹君はやっぱり可愛いな。よしよしそれじゃ仕上げだ」
「ちょっ、唯湖さん!?」

 急に立ち上がったかと思ったらいきなりその足で僕の一物を足で踏みつけた。

「いつものようにおっぱいや手でしてあげるのもワンパターンだからな、今回はちょっと趣向をこらして足でイかせてあげようと思う」
「いやいやいやいやワンパターンでも十分気持ちい良いから、冒険しなくて良いからっ!」
「いかんなぁ、常に前を向いて進めと教えただろう? 新しい事も積極的に試すべきだ、それにここは嫌だと言って無いぞ? ほれほれ」
「あぐっ」

 サディスティックな笑みを浮かべた唯湖さんの足の裏が僕の一物を上下に往復し、その度に快感が生まれる。うぅ、僕こんな性癖無いはずなんだけどなぁ……

「心配し無くても踏み潰したりなどしないさ」
「それは心配してないけど」
「さぁ、おねーさんの足で新たな境地に目覚めると良い」
「出来れば遠慮したいなぁって、うくっ」

 唯湖さんは僕の目の前に座りこむと、両足の裏で僕の一物を挟み、上下に擦り始めた。

「ふふふ、浅ましいな理樹君のおちんちんは、私の足の裏にすら興奮して大きくなるんだからな?」
「ううっ」

 唯湖さんに罵られ、反論したいのに一物は唯湖さんの不規則に動く足に反応して大きくなってしまう。

「やっぱり理樹君にはM気質が潜在していたんだな、弄る度にどんどん硬くなってくるじゃないか?」
「そ、そんな事言われても」
「良いぞ理樹君その顔、ぞくぞくする。私に足に弄ばれて悶えるその可愛い姿をもっと見せてくれ、責任持って射精させてあげるから」

 すっかりノリノリな唯湖さん、ドSな台詞を口にしながら更に足を激しく動かす。足の親指で亀頭の裏のくびれをこすったり、片方の足の裏全体を使って竿をしごきながらもう片方の足の裏で鈴口を刺激する。
 そうかと思えば両足で竿を挟んで圧迫してきたりと、あまりの気持ち良さに悔しいけれど僕はすっかり唯湖さんの足技の虜になってしまった。

「あぐっ、うっ、くはぁっ」
「ん、そろそろだな、良しフィニッシュだ! 私の足でイってしまえ」
「くっ、うあっあああああああ」

 唯湖さんが僕の玉袋から竿全体を右足で踏みつけた瞬間に、僕は二度目とは思えないほどの勢いでまた精液を噴出させた。

「いやはや、毎度の事ながら本当に凄いな君の精力は・・・足までべとべとになってしまったじゃないか」
「あ、足でイかされるなんて……」

 凄く気持ち良かったとは言え、足の裏で好き放題にイかされてしまった事にちょっと落ち込みたくなる。

「可愛い理樹君のイく顔が見られて私は大満足だよ」
「あんまり嬉しくないってば、でも凄く気持ち良かった。ありがとう唯湖さん」
「まだまだお楽しみはこれからなんだ、礼を言うには早すぎるぞ?」
「うん、でも二回も出させてもらったから今度は僕が唯湖さんを洗ってあげたいな」
「なら、お願いしようかな」
「任せて」

 さて、ここからだ。今度は僕が唯湖さんを思いきり気持ち良くさせてあげる番だ。さあ、覚悟してもらうからね? 唯湖さん。



後編 「逆襲の理樹君」に続く



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