ク「これで十位も最後ですね」 理「十位が最後、って言い方がもう突っ込みどころいっぱいなんだけどさ」 ク「考えたら負けな気がするのです。さ、リキ、早く行きましょう」 理「……だね。それじゃ六本目の十位はこちらです」 ク「リキ、最低なのですっ!」 理「否定したい、したいけどあれもある意味僕だからしきれない……!」 ク「まったくもう、真剣に悩んでるところで『―――――小さいね』なんて言われたら、いくら温厚なひとでも怒りますよ。私だったらしょっくできっと一週間は立ち直れません」 理「この話のクドは一周してあらぬ方向に走ってるけどね……」 ク「いわゆる睡眠学習というものですか。ですが、いったいあの音声はどこで録ったのでしょう」 理「僕に訊かれてもなあ……。クドが部屋で、自分で録音したんじゃないかな」 ク「我ながらむなしい作業なのです……」 理「……クド、そんなに気にしてる?」 ク「もちろんです! 毎朝の牛乳と豊胸体操その他諸々は日々欠かしてません!」 理「(ああ、努力は必ずしも報われるものじゃないんだなあ……)」 ク「リキ、なにか失礼なことを考えてません?」 理「いやいやいやいや」 ク「ならいいのです。ともかく、私がちっちゃいことに悩むおはなしですけど、佳奈多さんとのところとか、畳みかけるような私の独白もとっても面白かったです。あとジェシーは私も今度見つけたら髭もじゃパーマにしてやります」 理「また佳奈多さんに怒られるよ? ……まあでも、確かにテンポはすごくいいよね。何だかんだで最後はいい話になってて騙されたような気にもなるんだけど」 ク「終わりよければすべてよし、なのですね」 理「それでいいのかなあ……。っと、コメント二つも忘れないうちに」 「はむぅ……ちゅる、ちゅ……」(一休さん) 愛のある変態SSです。クドは僕の嫁。(幹事男さん) ク「そういえば、リキとでぃーぷなきすをするしーんが……わふーっ!」 理「キスどころかもっとすごいことしそうになってたけどね……」 ク「忘れてください! ぷりーずふぉーげっとです!」 理「う、うん、わかった、わかったからケチャップの口をこっちに向けないで」 ク「ふっ、命拾いしたな……なのです」 理「その謎のキャラ付けはいったい……」 |