ク「次で四つ目ですね」

理「二つ目、三つ目と僕の扱いが酷かったから、今度はまともだといいなあ……」

ク「まともというと、リキはどんなのがいいです?」

理「そうだね、普通に恋したりとか、純愛みたいな内容のなら」

ク「あ、次はそんな感じらしいですよ」

理「じゃあちょっとくらいは期待してみようかな」










第十位(2票) トライアングラー 神海心一










理「変態だーっ!?」

ク「わふ? もしかしてご期待に添わなかったですか?」

理「いやだって、これはもう色々おかしいでしょ! なんで僕沙耶のぱんつになってるの!?」

ク「ささやかな奇跡ということらしいです」

理「そんな奇跡いらないよ! どう考えても恩返しどころか余計なお節介だから!」

ク「でもでも、おはなしとしては変態っぽくないですよね?」

理「うーん……もし本当にぱんつになっちゃったりしたら、たぶん僕もこんな風に慌てたりするんだろうけど……それにしたって、どこから沙耶のぱんつになるって発想が出てきたのかと。作者さんの頭が心配になるよ……」

ク「すごい発想力ですよね」

理「斜め上辺りに果てしなく飛んでってる気もするけどね」

ク「ただ、リキがぱんつになってるのを除けば、意外に大人しい話だと思います」

理「言われてみればそうかも。僕はずっと沙耶にくっついてってるだけだし、沙耶もまあ、いつも通り、かな」

ク「あれでいつも通りなのですか……。私もいつか会ってお話ししてみたいです」

理「機会があったらそれもいいかもね。沙耶って結構恥ずかしがり屋だから、そこまでが大変だろうけど」

ク「頑張ってみますー。と、こめんとは二つあったのです」


 神…。(一休さん)

 これぞ ぼくの のぞんだ じゅんあい だ!


 他に言葉は必要ないでしょう(ねるおさん)



理「いk……じゃなかった、一休さんの『神…』って、何かやたらよく聞く気がするんだよね……」

ク「何か特別な意味でもあるのでしょーか……」

理「そればっかりは訊いてみないとわからないかなあ。……あれ、そういえばゲストが来てないような」

ク「ほんとです。時間的にはもういてもおかしくないはずですけど」

理「……ねえ、クド」

ク「わふ?」

理「机の上を見て」

ク「…………わふー!? いつの間にぱんつが置かれてます!?」

理「あんまりちゃんと見たくないけど、あれってもしかしなくても……」

ク「……リキ、べりーうぇいとです!(がたっ、だっ)」

理「明日起きたらクドのぱんつになってた、なんてことがありませんように」



シルクの白!