そんなこんなでたった五話に一月以上も使い、どうにか書き上げました。
題名に深い意味はありません。えぴろーぐの最後の数行だって取って付けたような感じで(苦笑

私としてはあまり書かないタイプのおはなしで、実は結構ドス黒いです。
今時こんな風に突っ走る人間なんていないだろうと思うあなた、実にその通りですがこれは創作なので気にしないでぷりーづ。
"復讐"なんて、そこまで依存し縋るモノのない私には如何せん理解し難いものだったりしますが、こういう選択をする人間もいるんだろうな、と。
ちなみにですがこの『宵闇』とまだ終わっていない『とどかない、きみ。』、そして書いてもいない『anywhen,anywhere』はテーマがかなり似通ってます。
どれも基本的には"ふたり"のおはなしなんですよ。違う境遇の人間同士、存在の違う者同士、常識的に触れ合えない者同士。
人はそれぞれ"差"がありますから、なかなか上手く寄り添えない。合わなければ反発したり、拒絶したりもするでしょう。
でも、やっぱり求めずにはいられない。真逆であっても、理解のできない相手であっても、近づく努力をするんだと思います。
だいたいデフォルトで馬鹿なんですが、かなり救いもないんですが、人間って私は好きなんです。本当に、凄く。
拙くて、迷って、踏みにじって、壊して、後悔して、繋いで、包んで。そんな在り方が、とても愛しい。
…………いや、たかだか17年とちょっとしか生きていない社会不適合者が言う台詞じゃないんですが(汗
ともかく、そういう存在達を今後もまったりぐったり書いていきたいなぁ、と決意を新たにしております。
いい意味で少し吹っ切れることができた。このおはなしにはその辺感謝しないといけません。



ではホントに軽くキャラ話。いえ、二人しかいませんけど(苦笑


薙乃剣---真っ直ぐに、強く、未来を切り開いていきたい

片側は鋭く、もう片方は何も切れない、そんな人。日本刀タイプですな。
一度決意をすればどこまでも強くなれますが、本来は"優しい"性格。
彼が体験した"喪失"の度合いは相当なものなので、誰よりも(っていうのは大袈裟ですが)他人の痛みをわかってやれる。
一緒に色々なモノを背負ってくれる、有り難い青年(だいたい19歳くらい)です。友達に是非(笑


松原佐智---何かができるなら、ここにいてもいいよね

自分にできることがしっかりわかっていて、それを精一杯に頑張ろうと思える人。
孤独が苦手で、他人がいないとだめになるけれど、他人に依存するわけでもない。
"在る"ことそれだけでも相手に多大な影響を与えてくれます。プラス方向の。
少々自己犠牲の気はありますが、最終的には「あなたが笑っているならそれでいい」って言えちゃう。ああ羨ましい(ぇ



…………まぁ、そんなに書けるわけもなく。
これで限界です。脳内設定引っ張り出すのは。
私の頭の中はかなり混沌なのでまだ確証持てませんが、またいつか彼らは何処かで出てくるかも。というか出したいなぁ(何

次は死神さんと高校生のおはなしか、姉弟が悩んでみるおはなしか。それともかのえあくろすか(ぉ
そんなに時間は空けないよう努力はしますので、私のことを意識の隅にくらいは留めておいてくださいー。


ではでは、また。