鈴からパンツをもらった。 もしも代われるのなら ……そんな風に言うと何だか物凄い誤解されそうな気がするけど、事実なんだからしょうがない。ただし、彼女自身がその場で脱いで手渡してきたわけではなく、戦利品という名目で僕は受け取った。いつも通り、夜の女子寮で戦ったらしい笹瀬川さんから剥ぎ取った、この下着を。 今まで数度にわたり鈴と笹瀬川さんは拳を、あるいは足を交えてきた。それはメンバー探しの名目がなくなった以降も変わらず、最近じゃ昼夜問わず向こうの廊下ですれ違う度に争っては、大抵鈴が勝利してふらっと僕(と真人)の部屋に現れる。そうして言葉少なに笹瀬川さんの所有物だった何か――例えばリップクリームやら靴下やら体操着やら食べかけのお菓子やら使い古したジャージやらを、ポケットに入れたり小脇に抱えたりしてわざわざ僕のところまで持ってくるのだ。 たまたま当人の懐にあったのならまだしも、どうやって、どうして体操着や食べかけのお菓子を入手してこられるのかはわからない。強奪してるのかもしれないし、もしかしたら交渉の結果得ている可能性もないとは言えないけれど、とりあえずはそういうものなんだ、と思うしかないんだろう。 とにかく、僕の目の前には笹瀬川さんの下着が無造作に置かれている。綺麗に畳まれてはおらず、捩れて皺が窺える辺り、本当に穿いてたものを取ってきたようだった。 「……じゃあ、今笹瀬川さんは」 ノーパン。その一語が頭に浮かんできて、心臓が跳ね上がる。 これ以上ないほど頬を紅潮させ、羞恥に耐えながら必死にスカートの様子を気にして歩く想像の中の彼女は、日頃のお嬢様めいた言動や容姿も相まって、実に可愛らしく思えた。すぐにでもベッドに飛び込みたい気分になるも、ここは抑える。現在真人が謙吾と一緒に、匍匐前進で男子寮一周のトレーニングを敢行中だ。いつ帰ってくるかわからないのに、危ない橋は渡れない。万が一現場を目撃されたら、激しく気まずい状態になってしまう。 というか、そもそもこの状況が既にアウトなことに気付いた。床に女物の下着を置いて眺める男子生徒一名。もし僕がそんな人間を見かけたら、あらゆる言い訳を封殺して変態扱いする。間違いない。 急にありもしない誰かの視線を感じ、隠さなきゃ、と半ば強迫観念に近い思いで僕は笹瀬川さんのパンツを掴んだ。しかしそこで、予想外の感覚に戸惑う。……まだ、生温かい。外気に晒されていたはずの生地はほんのりと人肌の熱を残していて、これが脱ぎたてだという事実を改めて知る。 一瞬捨ててしまおうかと考え、即座に脳内で否定した。部屋のゴミ箱じゃ発見される可能性がある。それに、後で「やっぱり返してくれ」と言われるようなことになったら大変だ。弁償するってわけにもいかないし。 「うん、一応捨てずに持ってた方が、いいよね」 自分を誤魔化してると理解しつつも、握りしめたパンツは手放せなかった。 時計に目をやる。真人達が外に飛び出してから十分ほど、あの二人と言えど、匍匐前進じゃまだまだ戻ってくるまで時間が掛かるはず。それでも危険の種は摘んでおくに限る、と判断し、まず僕はドアと窓を念入りに施錠した。開いてなければおもむろに誰かが入ってくることもない。頑張ってるだろう二人には悪いけど、カーテンも閉めさせてもらう。こうして僕の姿が人目に触れないような状況を作り上げた。 ごくり、と生唾を飲む音。鼓動は喉元に響く激しさで、動悸のせいかやけに息苦しい。 「…………」 手のひらでくしゃりと縮んだ下着の端を両の指で左右に引き伸ばし、しげしげと眺める。アダルティと表現するに相応しい、黒を基調としたレースの下着。肌に直接当たるものだからか、触り心地は思ったよりも滑らかだった。自らの好奇心に従い、クロッチの方にも指を絡めてみると、柔らかな感触が伝わってきて、僕を陶酔させた。 凄まじい背徳感が身を震わせる。いけないことだと理解していながら、明らかに自身が興奮し高揚しているのがわかった。無意味に研ぎ澄まされた神経が触覚のみならず聴覚も鋭敏にし、扉一枚隔てた向こうの廊下を横切る生徒の足音、床の軋みさえも聞き取ってくれる。今なら、来客がノックをする前に反応できる気がした。 周囲に意識をめぐらせ、恐る恐る拡げた下着に顔を近付ける。際限なく膨らむ欲望が理性を凌駕して僕の身体を動かし始めた。踏み込んではいけない領域に歩を進めている自覚はあっても、それで立ち止まれるかと言えば、否だ。人は容易く本能に屈する。そして大半の者がそうであるように、僕もまた己が内の獣に打ち克つ強靭な心を持っていない。 もう戻れない、と頭の中で何かが囁いた。僕であり僕でない、得体の知れない何かが。 「ん、ふ」 鼻先に触れるところまで来ると、洗いたての布には決してない汗の匂いを感じた。自分のそれは不快に思うのに、不思議と嫌ではない。本来股間を隠す、最も広い面積を持つ部分からは、仄かに甘酸っぱい香りが漂ってくる。錯覚かもしれない。でも、その瞬間思考にノイズが走り、脳が蕩けかけたのも確かだった。ベルトで固く締めたズボンの下がびくんと疼く。唇からこぼれた吐息にねっとりした熱が混じる。 「はぁ……っ」 荒くなった呼吸を一旦鎮め、パンツと距離を置いた。僕はこんなに乱れてるのに、当然ながら下着には何の変化もない。無機物に対して欲情する虚しさを覚えもするけど、それなら妄想の中で他人を弄ぶのも同じことだ――と簡単な自己弁護を済ませ、緊張と興奮で浮いた額の汗を拭った。外に物音はなく、まだしばらくは心配する必要もないと思う。 「……よし」 意を決し、再び頭を沈めた。今度はより深く、顔全体に下着が密着する形で。 黒い生地に舌を這わせる。滲んだ唾液がじわりと染み込み、離れて見ればまるでおもらしでもしたかのような濡れ跡が残った。無味であるはずの股布は、僅かに含まれた笹瀬川さんの、女の子の匂いと相まって、直に僕の本能を揺さぶる味がした。……くらくらする。心臓がそれこそ破裂してしまうんじゃないかってくらいに働いている。 夢中になって貪り続け、犬めいた鼻息を漏らして、僕は自分が一匹の浅ましい獣へ変じたようにも思えた。餌を前に、恥も外聞もなく涎を垂らして飛び掛かる畜生。なるほど、お似合いかもしれなかった。 いっそ、堕ちるだけ堕ちればいい。どうせ誰も見ていないんだから。 人目がないのをいいことに、大胆な手を試みる。ぴんと真横に広げたパンツを頭の上に掲げ、ゆっくり下ろしていく。それが視界を覆うのと同時、笹瀬川さんがこの下着を穿いていた、という事実を反芻し、どこに何が触れていたか、全てを想像し脳内で線を結んだ。細くくびれつつも肉付きの良いお腹から腰周りを軽く締めつける、上部のライン。かなりの運動能力を求められるソフトボール部の部長に相応しい、いつもはスカートに隠されている、柔らかくむっちりとした太腿が通る脚口。そして、未だ誰の侵入も許していないだろう花弁とお尻を優しく包む股間部と臀部。瞼の裏に浮かぶ笹瀬川さんの肌は薄く赤みが差し、言葉や表情によらない色香を放っていて――。 「んっ、あ、ぅ」 下半身の昂りが限界近くまで来ていた。 ほんの少し名残惜しさを覚えて下着を遠ざけると、見慣れた部屋が目に入る。時計の針が示す時間の経過は、たった五分。それだけしか経っていないことに驚きながら、焦れる気持ちを噛み殺してベッドに飛び込む。 一秒でも早くとベルトに手を掛けるけれど、こういう時に限って上手く外れない。小さな金属音を響かせ、やっとのことでズボンから抜き取る。圧迫感が弱まり、押さえ付けられる苦しさも微妙に緩まった。 後は留め具とチャックだ。でも、パンツを握りっぱなしでいるわけにもいかず、とりあえず枕の上に置こうとし、 ……ふと、違和感が脳裏を過った。 何だろう、大事なものを見逃しているような、そんなもどかしい感じ。 さっきまであれほど猛っていた衝動はゆっくりと鳴りを潜め、あまりにも中途半端なところで萎えてしまったせいか、行き場を失った狂熱が身体の芯でぐらぐらと煮立っている。募る苛立ちの出所がどこなのか考え、特別意識せず手放した下着に目をやって――僕はようやく気付いた。気付いてしまった。 鈴の言葉を鵜呑みにするならば、投げ捨てられたように転がったパンツは、彼女が持ってくる直前に笹瀬川さんが穿いていたものだ。微かな人肌のぬくもりの残滓、甘美な香り、刻まれた皺、全てがそれを裏付ける有力な証拠になっている。一度も足を通していない新品でも、薄汚れるほどに使い込んだ古着でもない。おそらく脱いで、もしくは脱がされてから今に至るまでは、一時間も経っていないはずだ。 だからこそ。それが生々しい想像を可能にする要素を秘めていたからこそ。 僕は、あろうことか、下着に嫉妬した。叶うのなら代わりたかった。物言わぬ布切れになってでもあの白磁の肌の艶を、太腿の感触を、お尻の柔らかさを、美しい花弁を、余すことなく堪能したかった。 理不尽な感情だというのは、勿論理解している。無機物を妬むなんて正直かなり末期だとも思う。 だけど、どうしようもなく羨ましい。当然とばかりに笹瀬川さんの下腹部を包み味わえる立場にあるのが憎い。手を伸ばせばすぐ届くほど近くに艶やかな花が存在してるにもかかわらず、愛でることさえしないその余裕が、傲慢さが腹立たしい。 「……ああ、そうか。そうだったんだ」 笹瀬川さんと共にあった、一番そばにいるのを許されていた下着を見つめ、遅まきながらに知る。 ――そんなものにも嫉妬心を覚えるくらい、僕は笹瀬川さんが好きだってことに。 今ならわかる。みっともない独占欲を抱いてパンツに八つ当たりしても、何かが変わるわけじゃない。熱い猛りを代替物にぶつけるなんて以ての外。胸の奥底で吐き出されるのを待っている激情は、愛する人に向けるべきなんだ。 転がるようにベッドから降り、解いたベルトも置きっぱなしの下着をさっと枕の下に隠して、僕は部屋から飛び出した。陽が落ちて大分経つし、鈴が笹瀬川さんと戦ったのは女子寮の廊下だろうから、もう自室に戻ってしまってるだろう。でも、関係ない。いざとなったらUBラインを越えればいい。迷う必要はなかった。 最初から全速力で寮の廊下を駆け抜け、肩が当たった同級生に謝罪の言葉を告げつつも、歩は止めずに玄関で靴を履き替える。男子寮と女子寮は隣り合っていて、走れば三分も掛からない。窓を通して外に漏れる照明の光のおかげで、夜闇の深さを気にすることもなく、見張りの女子生徒が立つ入口に辿り着く。疲労以外のもので息を切らした僕の様子に、こちらを認めた子は驚きの表情を見せたけど、笹瀬川さんの名前を告げるとすんなり呼び出しに応じてくれた。 僅かな待ち時間も勿体無く感じて、口の中で小さく歯噛みする。いっそ寮内に踏み込んで部屋の位置を訊ねようか、と考え始めた頃、左右に縛った長髪を靡かせ、優雅な立ち居振る舞いで現れた笹瀬川さんを前に、僕は一瞬言葉を失った。取り巻きが付くのもわかる。普段鈴に突っかかる姿しか見ないけれど、本来の彼女は気品に溢れ、ただ立っているだけでも美しい。鬱陶しげに軽く髪を払う仕草も、嫌味なく似合っていた。 困惑の色を含んだ表情で僕に視線を向けた笹瀬川さんは、珍しいですわね、と前置きして、 「それで、何の用ですの?」 「話があるんだ」 「ここではできないような?」 「うん」 対する僕は努めて冷静に答え、思案する彼女の手をおもむろに掴んだ。反射的に振り解こうとする動きをどうにか抑え、握り潰さない程度の力を込めたまま引っ張って玄関前から離れる。背後で抗議と糾弾の声が上がるのも気にせず、人気のない場所まで走って足を止めた。 振り返れば、少し呼吸のリズムを乱した笹瀬川さんが鋭い瞳で僕を睨んでいる。常人なら萎縮してしまいそうな目で見つめられ、逆に胸が高鳴った。幸いと言うべきか、寝間着に着替えてはおらず(もしかしたら着替え直したのかもしれない)、腰下を包んでいるのは制服のスカートだ。それを確認し、逸る気持ちをぐっと飲み込んで、問う。 「その前にひとつ質問してもいいかな」 「……内容によりますわね。というか、いきなりこんなところまで連れてきて、あまつさえ、わ、わたくしの手を握るなんてどういうつもりですの? 返答によっては、ただじゃおきませんわよ」 「いや、どうしても伝えたいことがあって……なるべく冷静でいようと思ったんだけど、話してたら我慢できなくなったんだ」 「随分真剣な目で言うんですのね」 「嘘じゃないから。証明できないのは歯痒いけどさ」 「はぁ……わかりましたわ。とりあえずは信じましょう。それで、質問というのは?」 「笹瀬川さん、今パンツ穿いてる?」 「――は?」 自分の耳の機能を疑ったらしく、首を傾げる笹瀬川さん。けど残念ながら聞き間違いじゃないし、僕は茶化して言ってるわけでもない。セクハラしてるつもりもない。至極真面目に、訊ねてる。 「今日の夜、鈴とバトルしたよね。その後に戦利品だってパンツを渡されたんだよ。だから、穿いてたのを無理矢理剥ぎ取られたんじゃないかなって」 「そんな心配なら無用ですわ。ちゃんと穿いてます……っていったい何を言わせるんですの!?」 「いや、別に僕が言わせたんじゃないと思うよ……」 「む……では、あなたはそれを返しに来たんですわね。返されても困りますけど」 「ううん。むしろ、パンツを穿かないでいてほしいってお願いしに来たんだ」 「――は?」 一言一句変わらぬ声色で再度口を半開きにした彼女ににじり寄った。 びっくりするのも、現実を疑うのも理解できる。僕だって正気の沙汰じゃないと自覚してる。 しかしこれは、偽らざる僕の想いだった。 「僕は、笹瀬川さんが好きだ」 「な、直枝さん……?」 じり、と彼女が一歩下がる。距離を狭める毎に遠ざかっていくも、やがて広場に生える木の幹まで追い詰めたことで、後ろには退けなくなった。膝の力が抜けたのか、腰から上が地面に近付き、自然僕が笹瀬川さんを見下ろす格好になる。 「鈴から受け取ったパンツ相手に、情けない話だけど僕は嫉妬した。何故かあんな布きれ一枚に笹瀬川さんが守られて、しかも安心してるだろうことが、すごく我慢ならなかった」 「安心するのが普通なのでは、」 「もしも代われるのなら、って思ったよ。不可能なのはわかってる。いくらパンツになろうと頑張っても、僕は僕以外のものに決してなれない。でも、それでも、僕は笹瀬川さんの下着になりたい。いつでもそばにいて触れ合える、そういう存在になりたい。……ねえ、笹瀬川さんは、僕のことが嫌い?」 「な……そっ、そんな質問を今されても……っ」 「嫌いじゃないっていうのなら、諦めないよ。別にすぐ答えを出さなくてもいい。何度だってこの気持ちをぶつけてみせる。僕が笹瀬川さんのことを好きなのは本当だから――いつか、謙吾より、パンツより、僕を選んでくれるように頑張るね」 「………………」 ついに会話も満足に行えなくなった笹瀬川さんが尻餅を付くのと同時、その手を掴んでくいっと持ち上げる。 彼女はしばし呆然と繋がれたそこを眺め、一拍遅れて顔を真っ赤に染めた。 ただ、今回は振り解かれない。こっちが力を入れてないのもあるだろうけど、許して、もらえてる。 「ごめん。怖がらせちゃったかな」 「……正直に言えば、大声で叫ぼうかと思いましたわ。人の話も聞きませんし、勝手に自己完結はしますし」 「ほんとにごめんね。よかったら寮まで送ってこうか?」 「そこまで世話を焼かれる謂われはありませんわよ。一人で戻ります」 「そっか。じゃあ、また。鈴には明日それとなく釘を刺しとくよ」 「……全く、変なところだけまともなんですのね。怒るに怒れませんわ。では、おやすみなさいませ」 去り際、苦笑して笹瀬川さんはそう告げると、後は振り返らずに歩いていった。 僕の方は細い背中が見えなくなるまでその場から動かず、肺に溜まった息をゆっくりと吐く。 色々伝え切ったことで、こころなしか胸の内が軽くなった気がした。 「うん、明日もアタックしてみよう」 吹っ切れた、というのが一番近いかもしれない。結局鈴とパンツに振り回されたとも言えるけど、この想いに気付かせてくれたと考えてみれば、あれほど憎かったパンツにも少しは感謝できるものだ。 きっと、何もかも上手く行く。根拠もなく、そんな予感を抱いた。 それからしばらくして、僕と笹瀬川さんが付き合い始め、一緒にいる時はパンツを穿かずにいてくれる代わり、どんなことがあっても僕がそのスカートの下をあらゆる障害から守ってみせると約束したのは、また別の話――。 あとがき 第11回草SS大会に投稿したもの。 諸々の事情で公開するかちょっぴり迷いましたが、そんなことしたって自己満足にしかならないので素直に掲載します。 チャットで言った通り、コンセプトは『変態だけど理性的な理樹君SSに見せかけた佐々美さんSS』。本質はぱんつでなくその中身であり、だからこそ二人が付き合い始めなきゃいけなかった……んですけど、くっついてるのは駄目だと結構つっつかれました。いやでもね、理樹君は佐々美さんのパンツ=いつでも一番そばにいる存在になりたかったわけで、本当はおはようからおやすみまで離れたくないんだけど勿論そんなことしたら捕まるしそもそも不可能だから、できる限り一緒にいられるようにしたかったのです。ということで、ぴえろさんの拍手お礼SSSじゃないですが『見せられないよ!』大活躍の予定。あ、あくまで予定は未定ですよ? あと、おっぱい以上にギリギリのラインをどこまでひた走れるかという試みでもありました。直接的な単語は伏せ字なしでちゃんと避けてるんですけど、たぶんそんなさり気ない努力を認めてくださる人はいないと思うんだ。 実は十七禁の表記を付けるべきか迷いました。でも何か、本番には入ってないしまあいいやって。 そろそろ私のイメージが変態方向で固定されそうなので、いい加減まともな話を書きたいです。けど浮かびません。 せ、せめてえくすたしーの方はまともな理樹君で行きたいなぁ……。 ちなみにこの話の主役は理樹君じゃありません。佐々美さんったら佐々美さんなんだいっ。 何かあったらどーぞ。 |