※注意!
以下、キャラクターのイメージを損なう危険性があります!
ダーク、性描写、グロテスク描写に嫌悪感、抵抗感を覚える方は、直ちに引き返すことを推奨します!
お読みになられる場合は上記をよくご理解した上で、お進みください!
















































「んふ……あぅっ!」

家庭科部の部室に、甘やかな声が響く。
灯りも点されないその空間は濃密な暗闇に包まれており、時折上がる女性の切なげな嬌声と、ぬちゅぬちゅという淫猥な水音が、その暗がりに粘り気を加える。

「う、ああぁんっ!!」

一際高い喘ぎと共に、部屋の一角が、もぞりと蠢いた。

「あ、はぁ、はぁ……」

乱れた鼓動を整える様な幾度の溜め息が漏れた後。
密雲から一筋の月光が部屋へ差し込まれると、そこには一本の腕が、すらりと天井へ向けて伸びていた。
白魚の様な指先はしとどに濡れ、袖にまでその雫が伝っていた。

「……リキ」

その腕の持ち主……能美クドリャフカが、切なげな吐息混じりに呟く。
自らの恥部を曝け出す程にはだけた下腹部が、彼女が先程まで行っていた行為を生々しく語っていた。












Bサイズ69cmの膨らみ









「あっ、あぁっ!」

一度静まり返った部室内は、再び卑猥な音に支配されていた。
壁に寄りかかる様にして腰を下ろすクドリャフカは、満たされぬ欲望に、堪らず秘裂を指でなぞる。
恥丘に慰み程度に生える若草がどこかしら背徳的だが、その下にある秘部は、猥らなまでに『女』を醸し出していた。
未だに男を知らぬそこは染み1つない綺麗なサーモンピンクに彩られているが、先程の自慰により肉びらは開ききってねたねたと光り、わなわなとひくついている。
子供の雰囲気を余る程に残しつつも、確実に女としての成長を見せるそこは、思春期のみに許された魅惑の女性像。
どちらともつかぬアンバランスさを見せる肉のはざまは、相手取る者を確実にインモラルの世界へと誘うに違いない。
そんな、成熟した女性には程遠い華奢な体を、クドリャフカは獣の様に荒々しく貪っていく。
脱ぐことすらも億劫だと言わんばかりに右足に引っかかる純白のショーツが、あくなき貪婪どんらんさを窺わせた。

「あはっ、気持ちいいです、リキ……」

左手で秘裂を、そして右手で乳房を弄びながら、クドリャフカは想い人に快感を吐露する。
その名を口にする事で、まるで彼が己の四肢を撫で回しているかの様な錯覚を受けたクドリャフカは、更なる興奮の高みへと自らを走らせた。
ボディラインを際立たせる朱鷺色のアオザイが起伏の少ないその体を主張させるも、固くしこった乳首の形が浮き出ているのが否応にも官能をくすぐる。
双丘を揉みしだくことで乳首が服によって擦られ、クドリャフカの喘ぎは一層甘く、切ないものへとなっていく。
予想だにしていなかったその刺激も加味され、悦楽を餌にする蜜壷はおびただしいまでの蜜を吐き出し、クドリャフカの指によりグチュグチュとあられもない恥音を絶え間なく響かせていた。

「あんっ、いい、いいです…っ!」

餅の様なバストを乱暴に揉む。
お椀……よりもちんまりとした、お世辞にも豊かとは言えないその膨らみはしかし、餅の様な柔らかさでもって、僅かな指の力で面白い様に形を変える。
その小さな手のひらでも収まる乳房をにぎにぎと握りこむと、僅かながらではあるが、指の隙間から肉房が零れる。
アオザイの色と相まって、むっちりと零れる肉は、まるでもぎたてのすももの様な張りと、そして弾力性を窺わせた。

『クドのおっぱい、柔らかいね』

「あぅっ、そ、そんな事はないです……」

今度は、人差し指で軽くひっかく様に乳首を転がす。
先ほどよりも刺激が鋭利なものとなり、クドリャフカは電流が走ったかの如く背中を弓なりにしならせた。
コンプレックスでしかなかったなだらかな2つの膨らみも、そこを彼に揉み込まれていると思うと、その羞恥も際限ない愉悦へと変わり果て、クドリャフカの肉路をより切なく泣かせ上げた。
月はまた浮雲によってその光を完全に遮断され、部室内が宵闇に包まれる。
涙で滲んだ視界の先に愛する人の姿を思い描きながら、クドリャフカは両手を休めることなく動かす。
十分すぎる程に潤った肉裂の上部につけられた肉芽は、恥辱と興奮で皮の帽子を剥ぎ取られ、赤く充血した姿を外気へと晒されていた。

『……ここ、凄い濡れてるよ?』

「はぁん、そ、それはっ、リキがぁ!」

『僕がどうしたの? 自分でいじってたじゃない、そんなに興奮してるの?』

「いやぁ、違うんですっ!」

いやいやと頭を振りつつも、クドリャフカの左手は泣き濡れる秘部から離れる事はない。
白濁する意識の中で彼の声を生み出し、彼女の性感は見果てぬ世界に向かう勢いで高まっていく。
幾度となくかき回され秘液は白く泡立ち、ねちょねちょと銀糸を何本も引いていた。

「あんっ、リキ、リキっ!」

肉豆は掠るだけでびりびりと体に電気を走らせ、その息が詰まる様な、胸の奥にじわりと広がる甘い感覚は乳頭の比ではない。

「っ!!!」

たった数度の肉芙への愛撫で、クドリャフカに軽い絶頂の波が訪れた。
ビクンと一度大きく半裸の身が跳ね、ガクガクと太腿が不随意に震える。

「あっ! ……はぁ、はぁ……」

波が去り、荒げる鼓動を整えると、また肉頂をこね始めた。

「うっ、はぅっ!」

絶頂後の性感帯は恐ろしい程に敏感で、指が触れただけで腰を大きく浮かせる。
クレバスに溜まる粘液を丹念に掬い取りながら、クリトリスへと塗りこんでいく。
屹立した陰核はクドリャフカの心情と呼応するかの様に、さらなる快楽、刺激を求めひくひくとせがんでみせた。

「あっ、あっ! あはんっ!」

喘ぎ声がより大きなものとなっていく。
軽い絶頂では飽き足らず、クドリャフカはさらなる大きな法悦を求めんと、より激しく、貪欲に性器を弄る。
しかし、陰唇への愛撫だけでは欲望を満たすことは出来なかった。
たっぷりと蜜を馴染ませながらも未だに獲物が入ってこない膣壁は、欲求不満を訴えるかの如く激しく蠢いており、クドリャフカの心を切なく締め上げている。
今まで膣奥への滾る欲望を必至に抑えつけてきたクドリャフカであったが、もう我慢の限界であった。
淫核を擦りながら、朦朧とする脳内の中で思案し……とうとう、中指を肉洞へと押し込んだ。

「……っ!? はっ、ぐぅっ!」

そこは、クドリャフカの想像以上に熱く、そして狭かった。
焦らされ続けた肉壁は、その細々とした指であろうと歓喜の声を上げ、熱くとろけた肉がうねる様にぎゅうぎゅうと締め付けてきた。
処女膜さえも容易にそれを受け入れ、裂けるどころか、指の中腹を気持ち良い程に絡みつけてくる。

「あ、あぁっ! リキぃっ!」

想い人の性器に見立てるには心細かったが、彼に中をいじくられているという感覚は、クドリャフカを絶頂へと急速に近づけた。
抜き差ししたり、くにゅくにゅと第一関節を使って肉壁を抉ったりすると、それに反応するかの様に肉路はキュッキュッと指を絞り上げた。
野放しにしていた左手をまた乳房に持っていき、揉み始める。
ぐぢゅっぐぢゅっと先ほどよりも篭った音が響き、淫靡な雰囲気を一層高めていく。

「はぁっ、あっ、くぅんっ!」

快感の頂きは、すぐそこまで来ていた。
擦るピッチが、インサートのスピードが、そして胸を揉む荒々しさが、徐々に増していく。
ピクピクと細い太腿をひくつかせながら、体内で胎動する爆発を、今か今かと体を丸めながら待ち構える。
もはや処女膜の事は頭にはなく、快感だけを貪ろうと、膣奥を一心不乱に抉っていた。

『イキそうなの? クド』

「あ、あひ、イクっ、イキそうです、リキっ」

『そう……じゃぁ、イカせてあげるよっ!』

何かに憑かれた様に一心不乱に秘貝を弄り回しながら。
クドリャフカは、親指をねじ込む様に、肉の芽を押しつぶした。

「リキきて、イっちゃいそっ、イクっ、イっ! ……あはっ、あっ、あっ、あああぁぁぁーーーっ!!!」

バチバチと花火の様に、彼女の体内で快感が破裂した。
ビクンビクンと今までにない程に全身を痙攣をさせ、あまりの刺激に、だらしなく開いた口から唾液を垂らす。
貝肉は悦楽の頂点に達した歓喜で鮑の様に艶かしくひくつき、そこだけ別の生き物かの如く激しい収縮を繰り返しながら、ピュッピュッと膣口から愛液を吹きだした。
断続的に噴き出る蜜は太腿に飛び散り、果ては尻の下に敷いてある座布団にまで染みを作る。
二度目の絶頂は痴態を加速させ、彼女はぴくぴくと未だ腰を揺らしながら、がくりと壁にしなだれた。
閉め切った部屋内を甘い様で、それでいて酸っぱい様な、筆舌し難いむせ返る匂いがこもっている。
絶頂の余韻に浸りながら、クドリャフカは久方ぶりの鼻呼吸を行うことでようやくそれを感知した。
汗やら唾液やら淫液やら、体中に張り付く粘液に若干の心地悪さを感じながらも、全身を支配する虚脱感に暫しその身を放り投げる。

「はぁっ、はぁっ、はぁ……リキ、どうでしたか?」

口元を伝う唾液を拭う事もせず、クドリャフカは虚空に笑顔を向けた。
その目は何も映しておらず、今まで見えていた彼の姿は、絶頂に気を取られている内に何処かへと消えていた。
股座に置いていた左手を、一度目の自慰後の様に、空へと掲げる。
激しい指の動きで粘液が飛び散り、クドリャフカの腕先は先程よりも、淫猥に塗れぞぼっていた。

「……リキ」

応えてくれるはずの想い人は、ここにはいない。
彼女の手を取ってくれさえもしなかった。

















今日もまた、空虚な日々が始まる。
幼馴染の少女の隣で微笑む彼を見て、胸を締め付けられ、それでも笑って……。
そして、またここに来て、自らの欲望を延々と吐き出していく。
今日も終わらない。
いつまで経っても終わらない。

「……どう、して」

打ち明ける勇気も、鎖を打ち砕く勇気も、彼女は持ちえてはいなかった―――。
















後書き

知っている方もいらっしゃるでしょうが、改めまして。
SSまがいのモノを書き綴っている、marlholloという者です、以後お見知りおきを。

さて、表の小ネタとは一転してエロSSということですが。
こうしてきちんと1本エロを書いたのは初めてなので、相当荒いと思われます(表現やら話の流れやら)。
でもまぁ、せっかく裏もオーケーというお話なんでね、こっちの方も盛り上げられればなー、という思いで書いてみました。

ただひたすらオナヌーする話ですが、調理器具とか水筒とか、あとテーブルの角とか……色々考えてはみたのですが。
『指だけってのもシンプルでいいだろ』という結論で、この様にいたしました。
さらに、本当はもっと酷い展開にする予定だったのですが(それこそマジにダーク)、せっかくの祭りでそこまで暗黒面に落とすこともないだろうということで、自重いたしました。
まぁエクスタシーの予行みたいな気分で読んでくだされば幸いです。

では皆様、祭りの方、楽しんでまいりましょー。



ばっくとぅいんでっくす、なのですっ


専用掲示板にじゃんぷですー